外国債券とは?
外国債券とは、その名の通り、海外の債券のことで、「外債」や「外国債」と呼ばれることもあります。
具体的には、発行者が海外の政府や公的機関であったり、元本や利子・償還金が外貨であったり、発行されている市場が海外であったりする債券のことです。
債券の基本的な仕組みは日本のものと同じで、予め決められている満期になると、元本と金利を受け取ることができます。
ただ、国内の債券と最も異なる点が、為替の影響を受けるということです。
高金利が魅力の外国債券ですが、為替の変化によってはその利益が全てなくなってしまう、または、損失を出してしまうリスクがあります。
外国債券に投資する際には、その点を充分に理解する必要があるでしょう。
また、為替の変動だけではなく、国が発行している債券の場合には、その国の経済情勢やデフォルトのリスクにも備えなければなりません。
ちなみに、日本で購入できる外国の債券には、米ドル債やユーロ債、豪ドル債、ニュージーランドドル債、南アフリカランド債などがあります。