投資信託のリスクとは?
他の投資商品にリスクがあるように、投資信託にもリスクはありますから注意が必要です。
複数の銘柄に対して分散投資を行っているのが投資信託ですので、比較的リスクの低い投資商品といったイメージがあるかもしれませんね。
けれど、投資信託であっても投資は投資です。
そこには当然の事ながら、リスクが存在しています。
まず、価格変動のリスクです。
値動きの激しい商品を投資対象としている場合、その分の振り幅も広いものとなってしまいますね。
売却するタイミングによっては、かなりの元本割れになってしまう危険性もあります。
次に、為替リスクです。
特に、外貨建ての商品を投資対象としていたら、円高なのか円安なのかによって、かなり為替差益に差が出るでしょう。
それに、デフォルトリスクもあります。
債券を投資対象としている場合、利払いや元本の支払いが不能となってしまう危険性がありますね。
この他、金利変動リスク、流動性リスク、インフレリスクといったものも挙げられます。
つまり、いくら安全性の高い投資だというイメージがあっても、投資商品である以上、必ずリスクは存在しているのです。
投資信託は預金とは異なり、元本が保証されていないということを十分に理解しておくことが重要です。